出産準備 ー妊娠後期(28週~出産)編ー

妊娠後期は妊娠8~10か月(28~39週)の時期を指します。

いよいよ出産も目前。おなかが大きくなり、腰痛などのトラブルに悩まされるママも多いでしょう。

大まかなスケジュール

2週間に1回の健診が、36週以降は1週間に1回に。いよいよ出産が近づいているので、より頻繁に赤ちゃんの健康状態のチェックが必要です。
予定日を過ぎた場合には、1週間に2回健診する場合もあるので、医師の指示に従って受診しましょう。

【妊娠8か月】
・基本検査
・経腹超音波検査

【妊娠9か月】
・基本検査
・経腹超音波検査
・GBS(B型溶血性レンサ球菌)検査

【妊娠10か月】
・基本検査
・経腹超音波検査
・後期血液検査
・NST(胎児心拍モニター検査)

※GBS検査は、24~35週の間に行うとされているため、病院によっては中期後半で行うことも。
※GBSは常在菌の一種で、妊婦の10~30%が保菌していると言われる菌。健康なママには無害ですが、出産時に赤ちゃんが産道で感染してしまうと、新生児GBS感染症を引き起こしてしまうことがあります。
検査で陽性が出た場合、分娩時に赤ちゃんが感染しないよう処置が必要なので、事前の検査でしっかり調べておきましょう。
※妊娠40週前後からはNSTを行い、赤ちゃんの心拍などをより精密に調べます。
場合によっては、内診で卵膜を剥離する、通称「内診ぐりぐり」とも呼ばれる処置を行う場合も。

やることリスト

・陣痛タクシーを予約しておく
・バースプランを考える
・産後の過ごし方を夫婦で相談しておく
・産後に行う行政の手続きを夫婦で確認しておく
・出産準備をしておく
・働いているママは、産休・育休に関わる手続きをする
          仕事の引継ぎをする
・里帰りをするママは体調のいい時に帰省する
・車にチャイルドシートを設置しておく
・ジェルネイルをしているママはオフしておく
・結婚指輪をしているママは外しておく

※各種手続きや産後に行うべき手続きは、必ず夫婦で確認を。特に、出生届は産後14日以内に提出する必要があるので、パパがメインで手続きを行うことが多いです。パパにも把握していてもらうことが大切。
・ジェルネイルや結婚指輪は、帝王切開などの医療介入があった場合、処置の妨げになることがあります。妊娠後期になったら、ジェルネイルは早めにオフする、結婚指輪は外して大事にしまっておくのがおすすめ。
※飛行機での帰省を考えているママは航空会社の規定の確認も忘れずに。
航空会社によっては、妊娠週数が進みすぎていると搭乗拒否されるケースもあるので注意。

準備するもの

・出産入院に必要なもの(産院からの案内を参考に)
一般的な準備物はこちらから

・産後、育児に必要なもの
詳しくはこちらから

いよいよ出産!分娩に不安を感じたり、いつくるかわからない陣痛を待ち続け神経がすり減ったり。少しでも落ち着いて過ごせるよう無理のない程度に体を動かしたり、音楽を聴いてリラックスしたりして過ごしましょう。

パパは、いつ陣痛が来ても対処できるよう、後期には禁酒を。
陣痛時に自家用車で産院に行くことを検討している場合は、破水してしまったとき用に、ブルーシートやバスタオルを車に乗せておくと安心。

 

こちらの記事は母乳ジュエリーを制作・販売している"Solid Love"が執筆しています。
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