断乳エピソード ~自分を責めないで、不快性射乳反射を知っていますか。~

母乳ジュエリーが手元に届きました。とっても色がきれいでアクセサリーを見て、初めて愛おしいと思いました。


私にとって授乳はつらく悲しいものでした。
出産時の出血が多く貧血の診断をされ、鉄剤を飲んでおり最初は授乳をするとふらつきや気分が悪くなるのは貧血のせいだと思い込んでいました
しかし3か月検診が終わり貧血が改善されたのにもかかわらず、授乳から数分立つと虫唾が走る感覚に襲われ、この子さえいなければという気持ちが大きくなり、さらにそういうことを思っている自分が憎く、一緒に死のうと考えるように。

何度か本当に娘の口と鼻を数秒ふさいでしまい怖くなりそこからは授乳中は夫にそばにいてもらうことに。。。

母乳外来でD-MERという不快性射乳反射かもしれないと助産師さんに教えてもらい、私がダメな母親ではなくホルモンの影響と知れてそこからは仕方ないことと思いながら、1歳まではあげようと心に決めてました。

しかし娘が9か月になる2日前に、私が腎盂腎炎という病気になり、強い抗生剤の治療をしなければならなくなってしまい医師から断乳をするように言われました。

断乳をすることは勝手に負けだと思っていました。
(よく考えると何と戦っていたんだろうと思います(笑) )

どうにかして形に残す方法はないかネットで検索すると、母乳ジュエリーがあることを知り購入しました。

最後の授乳の前に娘には『ママの体にはバイキンマンがたくさんいて、アンパンチしてくれるお薬を飲まないといけない。○○ちゃんがママのおっぱいチュパチュパすると○○ちゃんもアンパンチされちゃうから今日でおっぱいバイバイ』と伝えました。
そしたら授乳後おっぱいに向かってバイバイしてました。
その後は一度も欲しがらず泣きもせず、何だかさみしかったです。

良くご飯も食べるようになり、辞め時だったのかなと思います。

断乳をするといってもすぐにはできず、1ヶ月間助産院にも通いやっと断乳が終わりました。

コロナもありまだ結婚式ができていないので、母乳ジュエリーをつけて胸を張ってウェディングドレスを着たいと思っています。

ママとして一生懸命頑張った自分の証が出来ました。
素敵なものを作ってくださりありがとうございます。